日本データ・エンジニアリング協会の総会では、毎回、データ周りの事象をテーマに特別講演を行なっています。今回はデジタル庁でデータ・スペシャリストを務められ、地域情報化アドバイザーとして活躍されている下山紗代子氏(一般社団法人リンクデータ代表理事)を講師にお招きしました。
講演タイトルは「デジタル時代のインフラ整備:公共データの品質改善の取り組み」でした。内容はたいへんに多様で幅広だったのですが、要点(事務局が理解した範囲)は次のようでした。
(1)公共機関・施設におけるオープンデータの利活用がデータの民主化を実現
(2)日本はデータの可用性、アクセシビリティ、利用サポートで主要36か国中25位
(3)データの利活用にはモデリングと構造化が重要
(4)バッドデータの混在は大きな経済損失をもたらす
(5)それを改善する取り組みとしてベースレジストリに注目している
(6)データは「さまざまな作物、花を育てる土壌」
要点にかかるプレゼン資料をピックアップしました。
講演資料は下記(↓)からダウンロードできます