DLCPは「Data LifeCycle Process」の略称で、SLCP(Software LifeCycle Process)にちなんだ当協会の造語です。
SLCPはソフトウェアの設計から廃棄までのプロセスについて、留意すべきことを段階ごとに明示したものです。それと同じように、DLCPはデータの設計から廃棄まで、プロセスごとにやるべきことを工学的な視点で記述します。
データ定義、データ設計がカバーできない「データ収集プロセス」「データアクセス・持ち出しルール」「データ更新手順」「データ参照プロセス」「データ格納手順」「データ廃棄ルール」などで構成され、業務ごとのデータハンドリング・ルールブックに位置付けることができます。