1945年8月、日本を占領した占領軍総司令部(GHQ)とアメリカ軍は日本の長距離電話回線を接収した。『GHQ日本占領史』によると1946年までに接収した電話回線は約14万5000キロ、電信回線は約1万1200キロ、交換局は122か所、電話器は約1万2600台に及んだ。1946年6月に国内電信制度の利用に関する取り決めが日本政府とGHQの間で取り交わされ、同年10月に通信料金や施設使用料が定まった。
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