JDEA Forum

「データ」についてのあれこれをレポートしつつ、ワイガヤ(ハイブリッド・ミーティング)や勉強会/セミナーなどを通じて日本データ・エンジニアリング協会(JDEA https://www.jdea.gr.jp/)を側面支援していきます。

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OCR 

Optical Charactor Reader/光学的文字読取装置。 磁気インクを使わず黒く印刷された文字に光を当て、反射の度合い(明暗)を利用して文字を読み取る。 文字枠を赤で印刷し、赤い光を当てることで枠は読み取られず、文字だけが残る。これと同じ原理で黒いマ…

フレキシブルディスク

フロッピーディスク 命名したのはIBM社である。日本工業規格では「フレキシブルディスクカセット」

ゼロの概念

紀元6世紀に記述されたインドの数学の書物に登場している。いつ、誰が発想したか明確な記録はないが、ガウタマ・シッダールタ(前563?~前483?)ではないか、といわれる。のちに「釈迦牟邇」あるいは「仏陀」と称される彼は、有でもなく無でもない「空の概…

情報通信産業労働組合連合会

1962年10月に国際電信電話、日本電信電話公社および通信建設関連の労働組合が結集して発足した「電通共闘会議」を母体に1980年9月「電通労連」、1988年「電気通信労連」と改称・改組し、1989年11月日本労働組合総連合会(連合)に参加した。現在の運営形態…

国際プログラムサービス

1970年代から1980年代にかけて日本語ワープロのソフトウェアを開発した。 平貞介が1968年10月、東京・九段下に設立した。 1971年漢字処理システムの開発を目的に「カンテック」を設立、ここでカナ漢字変換システムをローマ字入力で行える方法を編み出した。 …

コンピュータ・ルーム

メインフレームによる集中処理システム全盛期、大型コンピュータを設置するには、コンピュータが発する熱を冷却する特別の装置や高電圧の配電が必要だった。そのため受託計算センターは二重床に配線を収納し、耐火・耐震設計の特別な部屋を用意した。コンピ…

テートスの計算機

日本に初めてもたらされたのは1897年(明治30)11月だった。現機が大阪市の日本生命ライフプラザに保存展示されている。

パスカリーヌ(Pascaline)

PascalineまたはMachine Arithmétique パスカル(Blase Pascal/1623~1662)が1642年に研究をはじめ、1645年に実用化した計算器。機械化されたものの最初で、数個の歯車の噛み合わせとドラムを持ち、10進装置を持っていた。最初の目的は対数を正しく計算す…

リッティの計算機

1884年12月、ジェームス・リッティ(James Litty:1836〜1918)が考案し製品化した。 機械装置が好きだった彼は1882年にヨーロッパに渡ったとき、客船の機関室を見学した。タービンの回転数をカウントする装置を見て帰国後、自宅のガレージであり合わせの部…

コンプトメーター(Comptmater)

1897年にアメリカの発明家ドール・フェルト(Dohle E Felt)が開発した計算器。スパゲティの空き缶を使って作った。初めてキーボードを備えた計算器だった。アメリカ海軍で使用された。

コ・ソーシング(Co-Sourcing)

ロス・ペロー氏が去ったのち、米EDS社が1980年代末から1990年代初めに打ち出した「高度なアウトソーシング」の名称。アウトソーシング契約に際して、情報システムのアウトソーシングによってカスタマーが得る直接的な利益だけでなく、「ビジネス・アクセラレ…

北川学校

第二次世界大戦前、日本ワットソン統計会計機械(のちの日本IBM)に勤めていた北川宗助が育てたわが国情報産業の第一世代の人々の総称。 敗戦直後の1945年9月、連合国軍総司令部(GHQ)の戦略爆撃調査団がパンチカードシステム(PCS)を運用する日本人スタッ…

アウトソーシング(Out Sourcing)

企業の間接業務を外部の専門会社に委託すること、または受託するサービス。ITサービス業界では「情報システムの構築・運用・保守を一括して受託するサービス」とされるが、いわゆるファシリティマネージメント・サービス(FMS)と異なるのはハードウェ…

RAMAC

米IBM社が1956年に実用化したハードディスク装置。 電気式計算機「IBM305」と「IBM650」に磁気ディスク装置「IBM350」を装着したもので、パンチカード・システム(PCS)から電子計算機への橋渡しを果たした。IBM350は500万ワード(1ワード/6ビット)を記…

PD1516

1956年7月、東大の高橋研究室が日本電子測器と共同で開発したパラメトロン式電子計算機。パラメトロン4300個と真空管120本を使っていた。演算速度は加減算が毎秒1800回、乗除算が1505回だった。日本電子測器はのち富士通信機製造に吸収合併された。