NEACシステム100

日本電気が1973年8月に製品化した小型コンピュータ。

NEAC1201、同1210、同1240のあと、汎用コンピュータACOSシリーズ」の最下位モデル「ACOS100」として開発された。しかし技術提携先の米ハネウェル社との関係で日本電気独自マシンとせざるを得なかった。このため「NEACシステム100」と命名された。

初代の1201、次代の1210がパラメトロンだったのに対し1240ではオールIC、システム100ではファームウェア化されたLSI(大規模集積回路)と16ビットのマイクロプロセッサーが使われた。このほか業務用パッケージソフト「APLIKA(アプリカ)」、簡易言語「BEST」などを装備し、のちの「オフコン」の原型を作った。

 ちなみにNEAC1201、同1210まで設置場所は摂氏23度±1度の空調が要求され、システム100で初めて常温での安定稼動が保証された。またNEAC1201では初期設定に1日から2日、電源投入から起動まで約3時間を要していたが、システム100では初期設定が3時間、電源投入から起動まで30分に短縮されている。